男のたしなみ...。

脱力FP福田

2012年08月03日 15:07

男はあまりしゃべりすぎてはいけない。

おしゃべりは女の専売特許だからさ。

ここにひっそり記すだけ。

本当のラーメンの食しかた。

誰にもペラペラしゃべるんじゃないよ。

せっかくのスープが冷めちまわぁ。


手順①
まず、牧志公設市場近くの『ちゃー盛りらぁめん だいじろう』に行く決意をする。
出来るだけドサクサに紛れたいのでお昼のゴールデンタイムに行く。
ここで準備しなければならない必須アイテムはタッパーとレジ袋だ。あと少しばかりの銭。
タッパーはレンジ対応していればメーカーなんてどうでもいいが、レジ袋は丸市ミートのものを入手しておきたい。三越のレジ袋だと、まず狭い路地で人は道を譲ってくれないからだ。ここは牧志。我々はマキシャーとしてのルールを守らなければ淘汰されてしまうのである。


手順②
店内に入ったら、お店の美姫ちゃんに軽く挨拶し、ラーメン小(500円也)の食券を購入し、素早くカウンター奥の端っこを狙え。ぼやぼやするな。そして食券を渡しながら、ニンニク有り・油多め・スープ辛目・麺の固さは...今回は好きにしろ。最後に小声で『つゆだくで』と付け加える。大声で言うと他の客人の注意をひいてしまう。それだけは絶対に避けなければならない。男のたしなみとはそう言うものである。
ラーメン小でもこのボリューム。さすがだ・・・


手順③
麺全部・チャーシュー半分・野菜3割を食し、素早く残りのスープをタッパーに入れる。油揚げにするならチャーシューと野菜には手をつけないことだ。なんの話をしているのかって?おいおい『慌てる乞食は貰いが少ない』っていう言葉しってるかい。まぁ、今はよだれを垂らしながら読み進めることが肝要だ。
店を後にする前に、器にしたたるスープは確実にティッシュで拭きとることが最低限のマナー。なぜって?男のたしなみとはそう言うものである。


手順④
6時間かけてしっかり冷却した先ほどのスープを電子レンジで温めるために冷蔵庫から取り出す。この手間を惜しむといけない。出来れば太陽に限りなく近づくほど温めてくれ。


手順⑤
3日前からこの日のためだけに作られたキンキンに冷やした『たこ焼き』を冷蔵庫から取り出す。この日のためだけになんて信じられない?そうだろとも。これは男のたしなみだからな。


手順⑥
散蓮華は日本製の強化プラスチックがもっともスナップを有効に使えおススメだ。これは私が20年以上愛用している逸品で世界で1点物だ。ちなみに散蓮華は蓮華の花弁が散ったその1枚を象ってあることから、その名前がついたそうな。「どこがやねん!」などと無粋な突っ込みは必要ない。何も言うまい。


手順⑦
そろそろ我々の身に何が起きているのか理解してきたかい。覚悟しな。


手順⑧
どーん!


手順⑨
うまーい\(^o^)/



オマケ
タイムス住宅新聞、大絶賛連載中!
『脱力系FPの家にまつわるお金のこと』本日掲載(2012年8月3日)
見つけたら読んでくださいね~

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